「学校に行きたくない」小学校低学年では理由が分からないことも・親がすべき対応5選!

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不登校のこと

学校に行きたくない理由が分かったらいいのにと思っていませんか?

  • どうして学校に行きたくないんだろう?
  • 友だちにいじめられている?
  • クラスになじめていない?

子供が不登校になってしまった原因、知りたいですよね。

この記事では、小学校低学年の不登校の理由について紹介しています。

なぜ理由がわからないのか?

親がどう対応するべきかを解説しています。

わが家がどうだったのかも合わせて紹介していきますね。

少しでも不登校の悩みの参考になれば嬉しいです。

学校に行きたい理由が分からない小学校低学年

クエスチョンえんぴつ

小学校低学年で不登校になっている場合、ハッキリとした理由が分からない場合が多いです。

「学校に行きたくない」と言われた時、どうして行きたくないのか気になりますよね。

理由が分かれば、また学校に行けるようになるんじゃないかと思いがちです。

しかし、小学校の低学年で不登校になっている場合、ハッキリとした理由が分からない事が多いです。

色々なことが重なり、不登校という形で表れているので、「コレ!」といったハッキリとした理由がないことも多いようです。

理由を言葉にすることが難しい

小学校低学年の子どもの場合、行きたくない理由を言葉に表すことが難しいことがあげられます。

伝えたいことを頭の中で整理して伝えるということがまだ難しいんですよね。

わが家の娘も上手く言葉にできなくて「分からない・行きたくない」と言うばかりでした。

もう少し大きくなったら

「あの時はこんな気持ちだったんだよ」って話してくれたらいいなと、思っているところです。

自分でもよく分からない不安な気持ち

難しい顔

学校に行きたくない理由に「もやもやとした不安な気持ちが大きい」ということもあります。

小学校は保育園や幼稚園とはガラッと変わりますよね。

勉強もそうですし、決められた時間に合わせて行動しなくてはいけません。

生活の環境が大きく変わることで、不安になっているということもあります。

大人であれば、不安の原因を1つずつ解決していくことができます。

しかし、低学年の子供には難しい事ですよね。

この不安の積み重ねが、他のさまざまな事と結び付いて不登校という結果につながってしまいます。

学校に行きたくない代表的な理由

低学年では、学校に行きたくない理由がはっきりわからないことが多いです。

色々なことが重なって学校が嫌になってしまうわけです。

ここでは、低学年によくある「学校に行きたくない理由を5つ」あげて順番に解説していきます。

お子さんに当てはまる事がないか参考にしてみてくださいね。

勉強がわからない

勉強が分からないことで、学校へ行きたくないというお子さんは多いです。

学校の授業は一律に進んでいくことが多いですよね。

のんびりなタイプの子や、早生まれで勉強についていけないこともあります。

4月生まれの子とは約1年違うので、小1のこの差はかなり大きいといえますよね。

わが家の娘は3月の終わりの産まれなので、まさにこれに当てはまっています。

担任の先生との相性・怖い・合わない

学校に行きたくない理由で低学年の子どもに多いのは「先生が怖い・先生との相性」も関係しています。

たとえば、クラスにやんちゃな子がいて、先生がいつも叱っている様な状態の場合です。

先生がいつも怒ってばかりだと、クラス全体の雰囲気も悪くなりますよね。

また、他の子が叱られている時に、叱られていない子どもが

「自分が叱られているように感じてしまう」こともあるんですよ。

クラスメイトが合わない

小学校の低学年では、特に「みんなで仲良く」のような言葉を聞きますね。

それはとても大切なことですが、人間なので「合う合わない」は出てきます。

学校は、色々な子と「上手に付き合っていく方法を勉強する場」でもありますが、それが難しい場合も当然あります。

大人であれば、苦手な人から距離をとるなどして対応できますが、子供にはハードルが高いのかもしれません。

頑張ることに疲れてしまった

疲れたアヒル

学校に行きたくないのは「疲れてしまっている」という可能性もあります。

「1年生になったんだから」と子どもなりに頑張っていたのかもしれません。

勉強も学校生活も頑張ってきたけど、もう疲れてしまったという子も多いです。

充電切れの状態ですよね。

わが家の娘がポロっと口にした言葉です。

「かっこいい一年生になりたかったけどできなかった」

この言葉を聞いたときの衝撃は忘れられません。

自分なりに一生懸命頑張っていたんだなと。

もっと目を向けて褒めてあげられていたらと、すごく後悔したことを覚えています。

家庭の環境

色々な家庭

不登校と家庭環境は切っても切り離せません。

家庭が本当に心身が安らぐ場所になっているでしょうか。

学校生活は子どもなりに疲れていると思います。

家でも気を使ったり、気を張っていないといけない状況だったら休まる時がありませんよね。

学校で嫌なことがあっても、家で安心して過ごすことで元気を取り戻すことができます。

家で子供が安らげるように環境を整えてあげてみてくださいね。

親がすべき対応5選!

理由がわからないのにどうしたらいいの?

親として何かしてあげられることはないのでしょうか?

ここでは、不登校のこどもの親ができる対応を5つあげて順番に紹介していきます。

理由をムリに聞き出さない

学校に行きたくない理由をムリに聞かないでください。

子どもが学校に行きたくない理由を聞きだしたい気持ちはすごくわかります。

けれど、理由をムリに聞き出そうとすると、親をさけるようになってしまいます。

親子関係を崩してしまわないようにすることが大切ですよ。

無理やり理由を聞きだしたところで、不登校が解決するわけでもありません。

学校へ行ける事より、親子関係が崩れてしまうことの方が心配です。

誰でも嫌な記憶って思い出したくないし、口にしたくないですよね。

無理に聞き出すのではなく、話したくなるような環境作りや信頼関係を作り上げていくことの方が、大切ではないでしょうか。

子どもの気持ちを聴き受け入れる

子どもが学校に行きたくないと感じている、その気持ちを受け入れてあげてください。

学校に行きたくないと伝えてくれたことは、子どもに信頼されている証拠です。

「どうせ親に言ってもムダ」

「わかってくれない」という子どもも多いんですから。

まずは、こどもが自分の気持ちを伝えてくれたことに感謝しましょう。

同時に自分が築いてきた親子関係に自信を持ってくださいね。

担任に様子を聞く

教室

まずは子どもの学校での様子を担任に確認してみましょう。

何かしら情報が得られるかもしれません。

わが家の場合、「周りの問題児にばかりに目がいっており、Aちゃんは問題なく過ごしていると思っていた」

このような返答でした。

先生は多くの生徒と関わっているので、期待するような答えが期待できない場合もあります。

原因を突き止めることではなく、様子を聞いて参考にするくらいの感覚です。

いったん学校は休ませる

休息

体調不良でもないのに学校を休ませるのって複雑ですよね。

「1日休んだら学校に行かなくなってしまうかも」

「休み癖・逃げる癖がついてしまうかも」

という心配もありますしね。

1日や2日休んだからといって、必ず不登校になるということはありません。

親が子どもだった頃は、学校に行くのが当たり前だった時代です。

病気でもないのに、休ませることに抵抗があるのは当然ですよね。

けれど、子どもが限界を超える前に休息させてあげることで、不登校予防になるかもしれませんよ。

まずは心を回復させる

あなたのお子さんは学校で頑張ってきた結果が、不登校という形で表れています。

まずは、学校に行くことで疲れてしまった心を回復させてあげましょう。

  • 口うるさく言わない
  • 好きなことをさせる
  • ゆっくり寝かせる

毎日だらだらしている姿を見るのはかなりのストレスですが、ぐっとこらえてくださいね。

心は見えないので、回復の具合は子どもの様子で判断するしかありません。

それに、心が回復するのにかなり時間がかかる子どももいます。

1週間や2週間休んだからといって、エネルギーが溜まっていない事も多いです。

実際に、娘の心が回復してきたなと感じるまでに4ヶ月程度かかりました。

夜寝れなかったのが、ぐっすりと寝れるようになったのが回復のサインだったような気がします。

「子どもの心が見えればいいのに」と何度思ったか分かりません。

親自身が頼れる場所を見つけよう

子どもが不登校になってから、誰に相談すればいいのか悩みますよね。

子どもを支えるためには、まず親自身の相談できる相手や頼れる人を見つけてください。

学校や、地域の支援センターや親の会などがあるので、活用してみてください。

勇気がいると思いますが、あなたの力になってくれる人は必ずいます。

私も、娘が不登校になってから誰に相談したらいいのか調べました。

不登校の相談ができるところ
  • スクールカウンセラー
  • 地域の支援センターの支援員さん
  • 地域支援の心理カウンセラー
  • 地域の学習支援の先生
  • 不登校支援のカウンセラー
  • 親の会の親さん

たくさんの人に話を聞いてもらってきました。

中には「ちょっとこの人は合わないな」という人に会うこともあるでしょう。

その中でも、自分の考えに合いそうだなと思う人を選んで相談することをおすすめします。

たくさんの人に相談して意見をもらうことで、自分の考え方の幅も広がりますしね。

また、先輩の親さんからは「子どもの進学や就職などの情報」を教えてもらうこともできます。

「この子の将来どうしよう」と悩むだけでなく「具体的にどうしたらいいのか考える」きっかけになります。

地域の支援センターならお金の心配もいりませんよ。

不登校の子どもが多くなってきているとはいえ、周りにたくさんはいません。

1人で悩まず、まずは自分が「安心して相談できる相手」を見つけてくださいね。

わが家の娘も理由が分かっていません

わが家の娘は、不登校になって1年が過ぎました。

いまだに不登校の原因は分かっていません。

私自身、不登校になった初期のころは「原因を探して解決したい」という強い思いがありました。

しかし、理由を聞こうとすると子どもが嫌がるようになるんですよね。

これで親子関係を崩してしまうのはなんか違うなと思ったので、理由を追及することはやめました。

原因を探しても不登校が解決するわけじゃないですしね。

原因がわかったから学校に行けるようになる・・なんて簡単な事ではないんですよね。

あの時、休ませなければよかったんだろうか・・・

小さい頃からの育て方や接し方が良くなかったかも・・・

と考えてしまいますが、過去は変えられません。

いまと未来を変えていくしかないですね。

学校に行きたくない理由が分からない小学校低学年のまとめ

この記事では、小学校低学年の学校に行きたくない理由と親がすべき対応を紹介してきました。

  • 低学年の場合言葉にすることが難しい
  • 自分でもよく分からない不安な気持ち
  • よくある理由としては、
  • 勉強がわからない
  • 担任の先生との相性・怖い・合わない
  • クラスメイトが合わない
  • 疲れてしまった
  • 家庭の環境
親はどうしたらいいのか
  • 理由を聞き出さない
  • 子どもの気持ちを聴き受け入れる
  • 担任に様子を聞く
  • いったん学校は休ませる

※親が孤立しないように、信頼できる相談相手を見つけてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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