「学校に行きたくない」子どもにそう言われたらどうしますか?
2022年10月、小中学校の不登校の人数が29.9万人と過去最多を更新したという発表がありました。
わが家の娘も、昨年から学校へ行くことができていません。
「学校にいきたくない」は急に来るものです。
そういわれた時にどう対応するのがいいのか?
正解なんてないと思うけど、私が経験してきたことが少しでも参考になればと思います。
娘の行き渋りと不登校について
まずはじめに、わが家の娘は小1の秋から不登校になりました。
半年前、入学式の頃には「まさか自分の子どもが不登校になる」なんて思ってもいませんでした。
この1年間悩んで、悩んで悩んで・・・今までの人生の中で1番時期辛いでした。
当時の日記を振り返りながら、綴っていこうと思っています。
不登校の始まりから1年
娘が学校へ行かなくなって、1年がたちました。
小1の秋、体育の日を交えた3連休明けの朝のことでした。
朝起きてきて、学校へ行きたくないと娘が泣きだしたんです。
母である私もフルタイムの仕事をしていたので、急に休むことができません。
近くに住む祖父母へ事情を話し、娘を1日休ませることにしました。
娘にも「明日は行くんだよ」と伝え、明日は行くだろうと軽く考えていました。
当時は、こんなにも長引くとは思いもしませんでした。
小1の運動会は張り切っていく
小学校に入って初めての運動会。
コロナ過だったこともあり、午前中のみの開催でしたが、娘は楽しみにしていました。
当日も朝から張り切っており、「疲れたけど楽しかった」と話していました。
頑張る姿に、学校へ行きたくないと言っていた事すら忘れてしまうほどでした。
小1の社会見学は元気に行く
運動会を終えた次の週には「初めての社会見学」がありました。
娘の学年は、隣の市にあるふれあい動物公園でした。
この日もとても楽しみにしていて、お弁当を持って元気に出かけて行ったんです。
「○○ちゃんと一緒にうさぎにニンジンをあげたよ」「楽しかった~」と嬉しそうに話してくれたことを覚えています。
行き渋りから本格的な不登校へ
運動会・社会見学と2大イベントを終えて、娘の行き渋りは日に日に酷くなっていき、不登校と言われる状況になってきました。
具体的には下記のような状況です。
- 4時間目まで参加して早退
- 2時間目まで参加して早退
- 朝の会だけでて早退
- 4時間目から登校、給食を食べて早退
- 準備していくが、車から降りられず帰る
- 泣きながら起きてくる、休む
こんな感じで、どんどん学校にいる時間が減っていきました。
学校に行きたくない理由は?
学校に行きたくない理由が本人もハッキリ分かっていないこともあるんだそうです。
学校に行きたくないと言われたら、親は行きたくない理由が気になるところですよね?
私の場合も同じで、とにかく理由はなんなんだろうと娘に何度も「なんで行きたくないの」と聞いていました。
娘はそのたびに「学校に行きたくない」としか言いませんでした。
学校に行きたくない理由は友だち関係?いじめ?
『学校に行きたくない=いじめられている・友だちとのトラブル』
というのが1番に頭に浮かびますよね?
はじめは友だちとトラブルでもあったかな?と思いました。
運動会も社会見学もとっても楽しそうだったし、休みの日は仲のいい友だちと遊んだりもしていたんですよ。
その様子を見ていて、友だち関係ではなさそうだなと感じています。
学校に行きたくない理由は先生が怖いから?
小学校低学年の不登校の理由の一つに「先生が怖い」ということもよくあるようですね。
娘の担任の先生は、1年生の担任としては、少し厳しい印象の先生でした。
クラスのメンバーもやんちゃな子が多かったので、厳しいくらいがちょうどいいと思っていたんですけどね。
低学年の中には誰かが怒られていると「自分が怒られている」と感じてしまう子もいるようですね。
娘も自分が怒られてるみたいに感じていたのかもしれません。
学校に行きたくない理由は教室の空気が嫌
「学校の匂いがイヤ・教室の空気が苦手」娘はこう言っていました。
思い返してみると、小さい頃から「冬の匂いがする〜」「この空気は好き」と言うことがありました。
また、4歳くらいの時にドラえもんの映画を見ていてクライマックスで声を上げて泣いていたり・・・。
こんな小さい子でも感動して泣くんだなと思ったことがありました。
少し前から、HSP(繊細さん)という言葉がよく聴かれるようになってきましたよね。
今では、5人に1人程度が繊細さん気質があると言われているんですよ。
- 音やにおいに敏感
- 集団行動が苦手
- にぎやかな場所が苦手
繊細な子は上記のような傾向があり、学校生活になじめず不登校の原因になるとも言われています。
娘も繊細さんに近いものがあるのかなと感じている所です。
学校に行きたくないハッキリした理由はない
不登校の子どもで原因がはっきりわからないケースは多いようです。
色々な要因があって、その結果、不登校という形になってしまったんですね。
わが家の娘も、学校に行きたくない理由がはっきりわかっていないようでした。
不登校になって1年が経ちましたが、理由はいまだにわかっていません。
不登校になりたての頃は、原因を解決すれば学校へ行けるようになると思い原因を探してきました。
本人に聞いても、わからないとしか言わないので、この先もわかることがないかもしれません。
まとめ
娘が不登校になってから、1年が経ちました。
なぜ学校に行きたくないのか?親は理由や原因をつきとめ、解決したいと思いがちです。
しかし実際には原因がはっきりしないことも多いんです。
- 不登校は突然やってくる
- 不登校の理由は一つではない
母である私の気持ちも少し落ち着いてきたので、娘のことや私の気持ち調べたことなど、これから記事に残していこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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