漫画(マンガ)「バビロン大富豪の教え」という本を知っていますか?
- 給料は上がらないのにモノの値段が上がって生活が苦しい
- 子どもの教育資金をどう貯めたらいいかわからない
- 子どもにお金の勉強をさせたい
- 老後の資金が心配
このように、お金についての悩みは尽きませんよね。
私も同じように、将来やお金のことですごく悩んでいます。
お金の悩みは永遠のテーマ
お笑い芸人でユーチューバーの「中田敦彦」さんの動画を見ていたときのことです。
「バビロン大富豪の教え」という本の解説をしてくれていました。
とても面白く、一度読んでみたいなと購入しました。
漫画(マンガ)「バビロン大富豪の教え」がどんな本なのか、レビューしていきたいと思います。
漫画(マンガ)「バビロン大富豪の教え」はこんな本です
1926年にアメリカで出版された本を漫画(マンガ)化したものです。
この本にはお金を、貯める・守る・増やす方法が書かれています。
100年くらい前の本なんだねぇ~
資産家や社長などを中心に読者が増え、今では多くの人に読まれるベストセラーとなっているんですよ。
お金に関する本はたくさん出版されていますが、その原点とも言える一冊です。
マンガ「バビロン大富豪の教え」をオススメしたい人
この本をオススメしたい人はこんな人です。
- お金がなぜか貯まらない人
- お金持ちになりたい人
- 将来に不安がある人
- 貧乏から脱出したい人
- お金の勉強をしていない人
- これからお金について学びたい人
- これから大人になる子どもたち
お金に困っていないし、この先の将来に何も不安がない人なんていませんよね。
みんなにおすすめしたい一冊です。
マンガになっているので、本を読むことに慣れていない人でも読みやすいと思います。
本を読み慣れていない私もすぐ読めたよ
漫画(マンガ)「バビロン大富豪の教え」あらすじと感想
漫画「バビロン大富豪の教え」とはどんなお話しなのかを少し紹介したいと思います。
私が読んでみた感想もご紹介していきますね。
漫画「バビロン大富豪の教え」あらすじ
- 貧乏な家に産まれたバンシルという少年
- バビロンの大富豪であるアルカド
軽くあらすじを紹介します。
貧乏な家に産まれたバンシルは、大富豪であるアルカドに「お金持ちになる方法」を聞きに行くところから始まります。
アルカドからお金持ちになるための7つ道具を教えてもらったバンシルは、旅に出ます。
悪い人に騙されたり、楽をしようとしたりして、無一文になる。
さまざまな困難を乗り越えたバンシルは、アルカドの教えを守り幸せなお金持ちになるというお話です。
漫画「バビロン大富豪の教え」感想
マンガなので、読みやすく分かりやすかったです。
小学6年生の息子もマンガだったので、読みやすかったようです。
おもしろいし勉強になる!
これからの時代を生きる子供たちへ「お金の教育」になる1冊だなと感じました。
個人的に印象に残ったところを紹介したいと思います。
魚を与えるのではなく、釣り方を教えること
本の中では、これから無人島で生きようとする人に、魚を分け与えても意味はない。
いくら魚を与えても、食べ尽くしてしまったら何も残らない。
魚の釣り方を教えれば、自分で魚を釣って生きていくことができる。
という例えでした。
私にはない考え方だったよ~
お金に置きかえると、お金だけもらっていても、自分で稼ぎ出す方法を知らなければ価値がないということ。
大富豪が教える7つ道具
バンシルのために、アルカドが教えてくれたのが「黄金に愛される7つ道具」です。
順番に解説していきますね。
引用元:漫画「バビロン大富豪の教え」
- 収入の10分の1を貯金せよ
- 欲望に優先順位をつけよ
- 貯えたお金を働かせよ
- 危険や天敵からお金を堅守せよ
- より良きところに住め
- 今日から未来の生活に備えよ
- 自分こそ最大の資本とせよ
収入の10分の1を貯金せよ
収入の10分の1を貯金する
大富豪であるバビロンは、アルカドに収入の10分の1を貯金するように伝えます。
収入の10分の1を貯金にまわすと、どのくらい貯めることができるのでしょうか?
日本の会社員の生涯年収は平均で約3億円と言われています。
平均的な収入の職業で、10分の1を貯金すれば定年までに3000万円を貯めることができる計算になりますね。
夫婦共働きなら倍の6000万円になります。
チリも積もれば山となるだねぇ~
「老後2000万円問題」も何とかなりそうだなと感じますよね。
欲望に優先順位をつけよ
優先順位の低い欲望は切り捨てようということです。
貯金した後、残りの10分の9で叶えられない欲望はあきらめろとアルカドは言っています。
- ハイブランドのバッグが欲しい
- 広い家に住みたい
- 高価なアクセサリーが欲しい
こんなふうに思いますよね。
この欲望に順位をつけて、本当にお金をかける価値があるものからお金を使おうということなんです。
貯えたお金を働かせよ
貯えたお金を働かせるということは、現代で言うと投資をするということです。
ひと昔前(1980年代)の大人たちは、金利が高かったため、銀行にお金を預けることが主流でした。
現在(2023年)は、銀行にお金を預けるだけではいくらも増えません。
例えば、大手の銀行に100万円を1年間預けた場合、0.002%の金利で20円利子が付くといった感じです。
そのため、銀行に預けて寝かせておくより、投資に回してお金にも働いてもらおうということですね。
危険や天敵からお金を堅守せよ
原則は「元金を守ること」です。
ある程度お金がたまってくると、儲け話が舞い込んできたり、大きく儲けたくなってしまいます。
こんな時、自分の感に頼ってはダメだと言われています。
そんな時は、その道に長けた人に相談をすることが一番の解決方法なんだそうです。
より良きところに住め
「より良きところに住め」のより良きところとは、高価な家に住めという事ではありません。
自分にとって住みやすいと思える土地・家のことです。
たとえば、「職場から近い場所」「子供が思い切り庭で遊ぶことができる場所」など。
住居は、幸せな生活と切っても切り離せない関係にあるということですね。
住居への支払いは心を豊かにする投資といえるのである
引用元:漫画「バビロン大富豪の教え」
今日から未来の生活に備えよ
この世に生まれた以上誰でも、年老いていき最後には死にますよね。
なので、一番若い今日から未来の生活に備えようという教えです。
例えば病気になって稼げなくなったり、老後働けなくなった時に自分や家族を守る資金が必要ですよね。
お金だけではなく、人との関わり・自分の健康にも気を配って将来に備えていきましょう。
自分こそ最大の資本とせよ
自分こそ最大の資本とせよ。
自分のできる事を磨いていけば、稼ぐ力が増えてくるとのことです。
勉強したり、自分の能力を高めることで、自己投資をするということですね。
一見、普通の事のようにも思いますが、行動を起こすのにも、継続させるのにもパワーが要ります。
100年前から、本質的なところは変わらないという事なんでしょうね。
最後の教え「守りたいもの一つ持て」
攻めてきた敵に切られてしまったアルカドが、バンシルに残した最後の教えです。
恋人や家族など何か一つ「守りたいもの」を持つことで、自分自身が成長できるということです。
自分のためよりも、人のための方が頑張れることってありませんか?
例えば、私は母なので、自分一人のご飯だったら適当でいいけど、家族が食べてくれるからちゃんとしたご飯を作ろうみたいな感じです。
さらにアルカドは、こうも言っています。
成功できるまでには、5年10年かかるかもしれないけど、守りたいものがあることで、
人は何度でも戦うことができる
漫画「バビロン大富豪の教え」まとめ
漫画「バビロン大富豪の教え」はわかり易くお金持ちになるための考え方を教えてくれる本です。
お金に関する知識や考え方、将来に向けてどうお金を貯めていったらいいのかが学べます。
いままでお金の勉強をしてこなかった世代にはぜひ、手に取ってもらいたい一冊です。
また、これからを生きていく中高生のお金の勉強の第一歩としても活用できると思います。
お金のことについて学びたい方へ、まずはこの本を読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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