2022年の4月から、高校で資産運用の授業がはじまっていますね。
私たちが学生だった頃は、資産運用やお金の勉強をしてきていません。
大人になった今、FP資格をとりたいなと考えている人も多いのではないでしょうか。
私も友人に誘われて試験を受けることになり、4ヶ月の独学で合格することができました。
当時の勉強方法も合わせて紹介していきますね。
FP3級は独学でも合格できる!
FP3級の合格率は80~85%とかなり高いです。
参考書を使いながら、ちゃんと勉強すれば、合格することは難しくなさそうですね。
FP3級の試験に合格するために必要な勉強時間は「30時間~120時間」と言われています。
時間にかなりの差がありますね。
ある程度お金などに対する予備知識がある人と、私のように何にも知らない人との差だと思われます。
FP資格ってどんな資格?
FP資格とはいったいどんな資格なのでしょうか?
ここではFP資格について説明していきたいと思います。
FP資格とは
FP(ファイナンシャル・プランナー)は一言でいうと「お金の専門家」です。
勉強する内容は、わたしたちが生活していく上で必要になるお金の話です。
勉強しておいて損はないかなと思います。
FP3級で勉強する内容
FP3級で勉強する内容は下記となります。
- ライフプランニングと資金計画
- リスクマネジメント
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
この6つの科目を勉強します。
見ただけでもちょっと嫌になってしまいそうですよね。
試験は学科と実技
FP3級は年に3回試験があります。
FP3級の試験は「午前に学科を120分」「午後に実技を60分」でした。
期限内なら次回の試験で不合格になった科目のみの受験ができます。
FP3級は合格しやすい
FP3級の合格率は80%前後と高めです。
理由はマークシート方式で2択問題、3択問題だからです。
問題も過去問から出ていることが多く、ひっかけ問題もあまり出ていません。
何か資格にチャレンジしてみようかな?と考えている人には挑戦しやすい資格かもしれませんね。
私がやった独学の勉強方法
ここでは、私がやった独学での勉強方法を紹介していきます。
- フルタイムのパート勤務
- 夜は子どもの習い事の当番や送り迎えが週3日
- 土日は子どもの試合や練習
正直、勉強時間を確保することが難しかったです。
参考書・問題集・電卓を買う
まず初めに、教本と問題集、電卓を買いました。
FP資格は人気なので、本屋さんには色々な種類の参考書や問題集があります。
自分が好きなものでいいと思います。
見やすさや好みがありますもんね。
わたしが選んだのはTAC出版の「みんなが欲しかったFP3級の教科書と問題集」です。
こちらの本は毎年売り上げ1位を記録しています。
超初心者のわたしでもみやすく、試験会場でも持ってる人が多かったですよ。
電卓を使うので最初に買っておくといいです。
試験会場に「持ち込める電卓」と「持ち込めない電卓」があるので、買うときには注意が必要です。
本を読む1回目
まずは本を読みます。
わからないところがあってもとりあえず最後まで。
ページ数が多く内容が難しかったので、わたしは読み終わるまでに3週間かかってしまいました。
あ、毎日読めていたわけではないです。
本を見ながら問題をとく
本を見ながら問題集をときます。
ここではじめて理解しながら問題をときました。
ネットでは「独学でやるなら過去問からはじめよう!」みたいな情報が出ています。
何の知識もないわたしは、過去問をやってみましたが全然わかりませんでした。
すこし知識がある人なら過去問からやるのもアリだと思います。
わたしみたいに何も知識がないひとは、まずは本を読んで理解してからやるのが近道なのかなと思います。
ただ試験に合格するだけでなく自分に知識をつけたいので、『コツコツやる』のが1番いい方法じゃないかと思います。
YouTubeでながら勉強をする
YouTubeで聞き流しながら勉強をするのも有効です。
YouTubeではFP3級の解説をしてくれるチャンネルがたくさんあります。
本でわからなかったところも、動画だととてもわかりやすく、覚え方も教えてくれますよ。
夕ご飯を作っている時間、仕事の休憩時間や寝る前に聞くのもおすすめです。
コメント欄には同じように試験勉強をしている人たちがたくさんいます。
一緒に頑張っている仲間のように感じて、自分のモチベーションアップにもつながりましたよ。
最後の1ヶ月で過去問題をとく
ひととおり問題集が終わったら、ようやく過去問の出番です。
過去問は「FP協会」か「きんざい」のホームページでダウンロードできます。
少し知識が入っているので、過去問が全部じゃないけどとけるようになって自信が出てきました。
自分の苦手なところが分かってきたら、次は苦手な分野を集中的に勉強します。
子育てをしながら、フルタイムで仕事をしていると集中して勉強する時間が取れません。
スキマ時間などを上手に使いながらやるしかないですね。
試験に持っていくもの
試験会場に持っていくものをまとめました。
- 受験票
- HBのえんぴつ・消しゴム
- 計算機(予備でもう1台持っていくと安心)
- 本人確認ができる物(運転免許証・学生証・マイナンバーカードなど)
- 腕時計(時計のない会場もあります。音の出るものや、通信機能があるものはNG)
※会場での貸し出しはありませんので持っていくことをおすすめします!
FP3級は独学で合格できるのまとめ
この記事ではFP3級が独学で合格できるのか?勉強のやりかたもあわせて紹介してきました。
- FP3級は4ヶ月あれば合格できる
- 参考書と電卓を購入する
- 参考書をさらっと読む
- 参考書を見ながら問題集をやる
- 過去3年分の問題を繰り返し解く
- YouTubeを活用する
試験会場には学生から主婦、年配の方と幅広い年齢の方がいました。
FPの試験勉強は、子どもの進学のお金・老後の生活費など、そのまま人生につながります。
資格を人生に役立てることができるところが、人気の理由かもしれません。
結婚してから何年も勉強しておらず、子育てで余裕もありませんでした。
しかし「FP3級にチャレンジして良かった」と心から思っています。
まだまだ、私だってやればできるじゃんって思えたし、頑張ったら結果がついてくる経験ができたことが1番。
試験のときの会場の緊張感がなつかしくて、ちょっと心地よくて、楽しかった。
子育てに追われて「そんな余裕ないよ~」ってお母さんも多いですよね。
今はムリでも、子どもが大きくなれば自分の時間が持てるようになります。
その時は、ぜひFP試験にチャレンジしてみて欲しいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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